鑑定人・柳田律夫の鑑定法は何百年も前に作られた刀身を鑑定し、中心(なかご)に刻まれた鏨銘(たがねめい)の真偽を鑑定する日本刀の鑑定がベースになっています。刀剣界においては非常に権威ある本阿弥家の刀剣鑑定奥伝位を持っています。この日本刀の鑑定は一般の方が想像している以上に細かい部分を注意深く調べます。また、何百年も前の刀の中には錆びてしまって見にくいものもあり非常に高度な鑑定力が必要です。この本阿弥流の鑑定技術のノウハウは、現在警察等で行われている筆跡鑑定の基礎の一部となっています。(筆跡鑑定の基本的手法について) この日本刀の鑑定を基本とし工学博士の知識をフルに活用して科学的な方法を取り入れて、筆跡鑑定・指紋鑑定・印影(印鑑)鑑定・その他の鑑定を行います。(狭山事件の鑑定で行った画像解析と筆跡鑑定はその一つです) 鑑定書はカラー図解を導入しわかりやすく、説得力もあります。指紋鑑定・印影(印鑑)鑑定はスーパーインポーズを採用し納得頂ける鑑定書となっています。
人は嘘をつくが,証拠は嘘をつかない。 事件鑑定の第一人者が、研ぎ澄まされた鑑識眼と科学的鑑定で事件を解き明かす。 鑑定人「柳田律夫」が今まで行った鑑定を物語形式で紹介。
【目次】 第1章 筆跡鑑定編 病床の父が田畑屋敷を売るはずがない! 第2章 印影鑑定編 知らないうちに 借金4千万円! 助けて! 第3章 画像鑑定編 スペインから来た孫のルーツは? 第4章 指紋鑑定編 盗撮カメラをしかけた犯人(やつ)は誰だ? 第5章 DNA鑑定編 父を死に追いやった卑怯者(ひきょうもの)を見つけて! 鑑定書(抜粋) 1.筆跡鑑定書 2.印影鑑定書 3.画像鑑定書 4.指紋鑑定書 5.DNA鑑定書 【2012年7月30日発売】 ・定価(本体1,143円+税)
筆跡印影指紋柳田研究所 〒321-4506栃木県真岡市大根田20-9さむらい刀剣博物館1階TEL:0285-74-0545(代)FAX:0285-74-0597