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- 1.遺言書の筆跡鑑定
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遺言書が本物かどうかを鑑定する :
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- 依頼者 :
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『 親父が死んで遺言書が出てきたのだが、どうにも納得がいかない内容だった。書かれた文字も違うような気がしたので、柳田研究所に真偽の判定を依頼した。』
依頼者の与えてくれたデータを基にして7文字を拾いだし鑑定してみたら、なんと本物ではなかったのです。・・・
つまり偽物の遺言書。
誰が書いたのだろう、当然生まれてくる疑問符である。
本件に利害関係のある人物が犯人であろう。
この遺言書の内容で一番得する人は→欲張りばあちゃんが・・・ということで筆跡鑑定を行った。
- 結果 :
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「 当研究所の見解は、誠に遺憾ながら遺言書の筆跡は依頼者の御母様の書いた文字であると鑑定する。」
親子の争いはその後、高裁までゴタツキ、結局和解をもって解決した。
和解内容は当研究所には知らされていない。
- 2.車に書かれたキズ文字の筆跡鑑定
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愛車にクギか何かで文字を書かれた :
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- 依頼者 :
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『車に乗ろうとしてドアを見ると落書きがしてある。
「バカ」と深いキズが刻まれていた。
板金塗装でかなりの金がかかった。
またやられたらどうしよう・・・(不安といらだち)・・・誰にやられたかよく考えた。
この間イタズラを注意したあの子供たち。学習塾に残された筆跡を持参して、柳田研究所に鑑定を依頼した。』
依頼者がキズの写真を数枚撮っておいた。
悪ガキどもの書いた文字を、ドアに刻まれたキズ文字写真と比較していく。
悪ガキの一人の文字が浮かび上がった!
- 慎重に鑑定作業を進める :
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縦方向の湾曲性、ハネ返りの勢い、文字画の組み合わせの様子(結構と言う)等、当研究所の持つ技術の全てを投入する。
- 結果 :
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「 このキズ文字は少年Aの筆跡と99%以上の確率で合致する。」
少年Aのご両親に話をして、警察の被害届に基づいた保険請求をおこし、民事和解書を作成。一件落着をみた。
子供はタクサン怒られた。
- 3.嫌がらせの手紙
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ヒドイ嫌がらせ手紙が郵送される :
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- 依頼者 :
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『家族の中傷やネタミを書き連ねた強烈な嫌がらせ手紙が送られて来た。これは内容から察して勤め先のA氏かB氏の悪さだろうと思い、柳田研究所に持ち込む。』
下調べの結果A氏の筆跡を鑑定した。わざと読みにくく書いてあり下手に見えるように作ってある。よくよく観察すると全体の雰囲気、縦線、横線の角度及び丸み、曲がり筆跡等次々と合致してくる。難しく言えば、筆意の脈絡、為筆韜晦等が認められる、となる。
- 結果 :
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「A氏が書いた嫌がらせ文章で、その確率は99%以上である。」
本件は上司に事情を説明し、厳重に注意してもらい、円満示談となった。
続報ではあるが、A氏は別件で会社を解雇されたとの事である。
- 4.身に覚えのない通販の品々
通販の品が代引きでドンドン届く :
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- 依頼者 :
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『結婚したばかりの新婚家庭に代引きで通信販売の品が次々に届けられる。それもポルノ写真とか、アダルトビデオとか、大人のおもちゃとか。これは嫌がらせに何者かが仕組んだものだ。注文書を見ると私の住所と名前が書いてあるのだが、私は書いた覚えがない。困りはてて柳田研究所に相談する。』
奥さんの勤めている会社関係が怪しいと直感し、年賀状、結婚式名簿等のデータ的資料を提出してもらい、嫌がらせ代引き注文書と照合する。
似ている筆跡が3者程存在しているので定石通りに鑑定を進める。
最終的に1人に絞り込み完了する。
- 結果 :
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「奥さんの勤めていた会社の同僚でAさんが結婚をねたんで行った犯罪である。」
私の鑑定書が基となって警察が動いて、その犯人は逮捕された。
- 5.嫌がらせ誹謗文書の犯人探し筆跡鑑定
25名の筆跡の中に犯人はいるのか:
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- 依頼者 :
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某大手株式会社の総務部からの依頼で25名いる部署の中でかなり酷い誹謗文書が出回った。
犯人は誰なのか、至急に見つけて処分をしないと会社としても営業に混乱をきたすとの判断もあり、電話での問い合わせをしてきた。 「25人全員に同じ文章を左手と右手で書いてもらってのですが、その中から筆跡だけで犯人を選ぶことは可能ですか?」と云う内容だった。 犯人がその中に存在していれば必ず鑑定で判りますよ、と答えたのだが・・・
- 結果 :
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全員の筆跡を鑑定していくと、類似筆跡者が4名浮かび上がってきた。 中間報告でも良いから電話をしてくれとの要望だったので、総務部に連絡を入れた。
被疑者の特定が出来ていないので個名は避けて報告した。
更に詳細な部分の削除を行った結果、誹謗文書中の片仮名部分の“オマエ”に動かぬ合致箇所を発見し、被害者の特定を行った。
鑑定人も勇気と決断と責任と絶対的な正義の信念が必要なところである。
我が鑑定技術を信じて全責任を持った。
「15番目にある山田が犯人である」と結論した。
勿論間違っていればその方に多大のご迷惑をかけ、名誉を大きく棄損するものである事は重々承知の上である。
訴えられる事も覚悟で勝負に出た。 総務担当者鈴木氏に最後の落としを依頼したのだが・・・上手くいったのやらどうやら、この会社からはその後連絡がなかった。
この文章を書いてから総務に電話した。 担当者はいなかった。
戻ったら電話をくれるとのことである。 30分後に電話があり、やはり山田が犯人であった。
こちらから電話をしなくても結果位は連絡をくれてもいいのではないだろうか。
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- 1.契約書の偽造印影
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契約していないのに実印つきの書類があり公正証書まで付いている :
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- 依頼者 :
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『契約していない機械と設備が2億5千万円も買わされていて、しかも公正証書までくっついていて、あげくの果てに家屋敷が抵当に入っている。全く身に覚えのない事態でどうして良いか判らない。本当の実印と印鑑証明書を持って柳田研究所を訪れる。祈るような気持ちで鑑定結果を待つ。』
約書の本人署名と印影を正真印影及び正真署名と照合していく。よく出来ている印影である。これは光反応樹脂を使った高度な偽造で、以前にも取り組んだ経験がある。
特徴はわずかに構成線がにじんで太くなる事と、ダストと呼ばれるゴミのような汚れが何処かに現れる事である。
有りました・・・
印影の朱肉の色も鑑定しました。偽物はシャチハタの色合いで、本当の朱肉色ではありませんでした。
- 結果 :
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「全て偽造書類で、印鑑も偽造である。」
事訴訟継続中で、詳しくは報告不能です。
判決がでたらね・・・
- 2.印鑑偽造され1億円の被害
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離婚妻に1億円の貯金を使われる :
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- 依頼者 :
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『銀行の通帳を見て驚いた! 3千万円、2千万円、5千万円と数回に別けて俺の金がおろされている。引き出した人は俺になっていて、銀行取引印が捺印されている。押した覚えもない。
おろして使った覚えもない。
キツネに摘まれたような錯覚に陥る。
印鑑を確かめれば金庫にキチンと保管してあるのに・・・ 印鑑を偽造されたのかと思い、半信半疑で柳田研究所を訪れ、鑑定を依頼する。』
- 調べました :
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良く出来ている偽造印鑑で、参りました。私も長くこの手の鑑定をやっているのだが、今回ほど精巧な偽造印は初めてでした。この印鑑偽物師は超一流で、やはりフォト光反応樹脂とコンピューターの組み合わせで作ったもので、当研究所のシステムは相違部分を色違いで表示して来ました。見事な判定でした。
- 結果 :
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100%偽造印影である。
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- 1.伝票操作による横領事件の指紋鑑定
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入金伝票は誰が触ったのか:
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- 依頼者 :
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電話にて相談があった。
「経理の女の子がクビになってしまったので、彼女の濡れ衣を晴らしてもらいたい。
そして真実が知りたいのですが、指紋を検出して貰いたいのですがお願い出来ますか。」ストレートな話ぶりだった。 とりあえず電話ではよろしくないので会ってお話を伺うことになった。
入金伝票には2名の経理担当者が触れている。
もう一人の人物の指紋が検出されれば、そいつが新犯人であると言う。 もし検出されなければ経理の女の子の冤罪は晴れないままドロボウ扱いでクビのままと言う。
- 結果 :
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担当者と、関係者と、クビにさせられた女の子と、4名が研究所に来た。
問題の入金伝票と対照用の鑑定物(タバコの箱3個、名刺入れ、書類6枚)が持ち込まれた。
ギャラリーの面前でニンヒドリン薬を用いて検出が始まった。
見ているまに鑑定物の伝票から3人の指紋が各1個ずつ検出された。
その内の1個は女の子の右の人差し指である。
もう1つは左親指で経理の男性のものである。
残りの1個について照合の為、対照鑑定物を検査していった。
それらの中から20個の指紋を検出した。
照合を試みた所、名刺入れに付着した指紋隆線が極めて類似しているのでコンピューター上で重合スーパーインポーズを行った。
90%合致した。
後はその被害者の自白を取り付ければOKである・・・ 2日後担当者から夜8時頃電話があった。
「自白しました。有難うございました。」
冤罪は晴れたのだが、女の子のクビはそのままだった。
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- 1.刀剣を裁判所法廷で鑑定
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この刀はいくらの価値があるのですか:
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- 依頼者 :
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弁護士からの依頼で鑑定証人の立場で裁判所に出向いた。
法廷では刀が3本証拠物件として用意さていた。
そのうちの1本について裁判長から質問があった。
その刀はどの様な刀なのか、そして価格はいくらなのか、正当な価格での取引であったのか等のお尋ねであった。
- 結果 :
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その刀は1800万円で取引されたものであると云う。
刀身を拝見するとなかなか出来の良さそうな物である。 銘文を鑑定するとまっかな偽物である。
これは本人の製作した無銘の作品に別の偽物師が偽銘を彫り込んだ物と直感した。
裁判官の質問に答えなければならないのだが、どう説明したなら良いのか一瞬考えた。 「お答えいたいます。刀身は本物で銘文は偽物です。」裁判所内にザワメキの様なものを感じた。
「全て本物ならば約1億円の清麿と云う刀でありますが偽物なので300万円程度であります。」と答えると、「偽物でも価値はあるのですか」と更にやりとりが続いたのだが・・・本件は全て遡及的に取引がなかった事で和解が成立した。
即ち全額を返金して決着を見た。 やはり偽物は価値の薄いものなのである。
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- 1.事故により水没した車のサビを鑑定
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サビは以前の物なのか今回の物なのか:
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- 依頼者 :
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メールにて問合せがあった。
「ベンツのステーションワゴンが7月4日AM3:06頃大潮の満潮時に事故で水没したのだが、7月9日迄にどれほどのサビが発生するものなのか鑑定して貰いたい。」との内容であった。 相手は自動車板金業の方であった。サビの発生したボディの一部を切り取って送られてきた。
よくサビついていた。 話を聞くと某保険会社の査定で、このサビは今回のものではなく4ヶ月前のものであるので保険金は支払えないとの事であった。
本当は何時発生したサビなのだろうか?
- 結果 :
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依頼者に同じ大潮のタイミングで現場の水をペットボトルに2本採集する様に指示を出した。
同時にその際の証拠写真を撮影する事もお願いした。
これは本当にその現場の水であるか否かの重要な証明の1つであるからだ。 研究所で実験が始まった。その水の性質を分析した。
結果は塩濃度0.2%で酸性アルカリ度合いを検査したところPH7の中性BTB試薬による目視結果を得た。
塩は潮解性のあるニガリ成分を含んでいた。 与えられた鉄板に、この水を綿棒で塗布しほぼ同条件の温度変化を設定したところ24時間で0.02gの錆(Fe2O3)が発生した。
従って4×24時間では0.08gの錆発生である。意外と多いサビの量であった。 付着量から算出して事故当日のものと結論して鑑定書を提出した。保険金は要求通り支払われた。
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- 1.合成写真の鑑定
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この場所にこんな物は存在してない:
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- 依頼者 :
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菓子職人からの悲痛な叫びである。
「無かった所に別の機械が設置してあり、メーカーはリコールの機械を隠蔽した。
その欠陥機械の為に私は大怪我をして今でもリハビリをしながら再起を図ろうと努力しているのに、機械メーカーは裁判所に嘘八百を並べ立て保証の和解テーブルにも付こうとしない。
合成写真を鑑定して頂き真実を判って貰いたい。」 父を早く無くし母一人子一人の親子からの沈痛な訴えであった。
- 結果 :
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依頼された写真を厳密に慎重にコンピューターに入れ解析していくと、明らかにこの写真は合成であることが判明してきた。 例えば影の方向がチグハグであることや、後部のピントが大きくズレている点、コントラストに異常がありテーブル下が真っ暗であること、正常な写真ではあり得ないシャフトの湾曲等数十箇所にも渡って露顕していった。
この機械メーカーは、私の鑑定書を認めて、莫大な損害賠償金を支払い、解決した。
- 2.コンビニ防犯ビデオ解析
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ビデオの犯人の着衣に殺人時の血痕が付着していないか:
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- 依頼者 :
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国選弁護士からの依頼である。 被疑者は全面的に犯行を否認しており、このコンビニの防犯ビデオの画像を解析鑑定して、殺された被害者の返り血が付着しているか否かを至急報告してほしいとの事であった。
- 結果 :
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VTRからトラックダウンしてCDに静止画像の連続写真としてコンピューターのハードデスクに取り込んだ。 画像をクリーニングしたり、フォーカスを調整したり、モアレをコントロールしたり所定の手法により、どんどん綺麗に修正していった。
このVTRからの着衣には一滴の血痕付着も確認できなかった。
無罪か有罪かはいまだに報告を受けてはいない。
鑑定は正直である。
与えられた条件内での結果は極めて正確である。
何れにしても被害者の冥福をお祈りいたします。
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